フロア案内
MAP
CONNECT
海が蒸発して雲へ、雨となって地上へ、川を流れて海へ。
地球がつづけてきた水のリレーを再現し、水生生物の生態や未来を研究するラボラトリー。
この施設の環境を、この地球のような環境へ。
LABORATORY
魚類用1基、ペンギン用1基の計2基の、人工海水を製造するプラントがあります。直径約1.6メートル、高さ約2.7メートルのプラントでは、一度にそれぞれ約3,000リットルの海水を製造することができ、1日に1回、プラントに塩を補充し、海水を製造しています。製造された海水は、AOAO SAPPOROの各ゾーンの展示水槽に送られます。
LABORATORY2
展示生物の健康管理などを行う予備水槽や、生物の食事を用意する様子など、水族館の裏側でおこなわれている生物の育成作業をご覧いただけるエリアです。水族館で働くスタッフの姿を間近にご覧いただくことで、人と生物の関わりを身近に感じることができます。
MUSEUM SHOP
4階のエントランスに併設されます。オリジナルグッズを販売するほか、館内展示やイベントと連動し、時期によって異なるグッズを展開します。ミュージアム要素を兼ね備えたショップは、入館する前からお楽しみいただくことができ、退館後には、館内での体験を思い出として持ち帰ることができます。
SCOPE
反対側から、隅っこから、脇役から、本や模型から。
これまであまり光が当たってこなかった角度から生物を見つめてみると、自然界の不思議が見えてくる。
知っている景色が、初めての景色になっていく。
NATURE AQUARIUM
「侘び、寂び」や「禅の精神」を感じさせる美しい水中景観。東京、ポルトガル(リスボン)に続き、札幌で世界3か所目の常設展示となる「ネイチャーアクアリウム」は目玉展示の一つ。水草が繁茂する美しい水中景観の中で、小さな生物たちの営みを自然の中のありのままの姿で観察することのできる展示です。4つの水景に囲まれた凛とした和の空間の中で、かけがえのない自然の大切さを実感しながら、“生きている水槽”の生態系を間近に観察することができます。
LIBRARY AQUARIUM
生物の特徴や魅力にフォーカスし、図書館のように分類された水槽と本がある展示です。大小様々な43本の水槽には観察ポイントが書かれており、本を1ページずつ読みすすめていくように、それぞれの生物たちの生きざまのストーリーを追いながら、生物とその生息環境に関する知識を得ることができます。展示生物に関連する書籍も並べられているので、興味が湧いた生物やその生態について、その場で学びを深めてみましょう。
COMMONS
GREEN ROOM / BAKERY & BAR
散歩する、遊ぶ、飲む、食べる、ひと休みする。
ここは、生物たちの日常をすぐ近くに感じながら、私たちも気ままなひとときをすごせる水辺。
違いをこえて同じ時間を分かち合う、みんなの広場。
PENGUINS
両足で“ホップ”して(飛び跳ねて)移動する習性があるキタイワトビペンギンのダイナミックな行動を間近で観察できる展示です。六角形の展示ブロックを用いた陸場の形状を変化できる世界初*1の展示システムのなかで生活するペンギンたちと、「人」と「生物」の垣根を超えて、一緒に過ごすことができます。 *1:陸場の形状を変化できるペンギンの水槽を使用している動物園・水族館は世界初(「ペンギン会議」調べ)
PLANKTON ROOM
泳ぐ力がなく、水の中を漂いながら生活するプランクトンを間近に観察できる展示です。大小様々な16本の水槽にはミズクラゲなどがゆっくりと漂いながら、一定のリズムで拍動する幻想的な空間に、日常を忘れて癒されます。
BLUE ROOM
広大な海の世界をデジタルアートで再現した展示です。リアリティあふれる海の生物たちに出会えるストーリーは、幅約20メートルの大型スクリーンに投影されるだけでなく、総延床面積約120平方メートルの床にまで投影され、まるで海の中にいるかのような没入感を味わうことができます。
GREEN ROOM
熱帯地方原産の瑞々しい植物が繁茂する展示です。水族館でありながら、植物園のような展示空間では、2メートルを超えるフィカス類の樹木など、20種以上の植物が生い茂り、熱帯地方特有の生命のエネルギーを感じることができます。天井近くまで緑に覆われた空間にはベンチも点在し、リラックスしたひとときを過ごすことができます。
BAKERY & BAR
北海道産の小麦を使用したクロワッサンに加え、ビールやカクテル、地元の素材を使用したバルメニューも販売するパンバルです。館内は全フロア飲食可能で、お気に入りの水槽を眺めながら美味しいパンやバルメニューをお楽しみいただけます。昼から夜までシーンや目的に合わせて利用できるパンバルです。