〜約20種類の“ウオヒレ”を起点に、本と生物の魅力に出会える1ヶ月間〜
札幌狸小路の都市型水族館『AOAO SAPPORO』(所在地:北海道札幌市中央区、館長:山内 將生)は、日本出版販売株式会社(代表取締役社長:奥村 景二、略称:日販)および株式会社ひらく(代表取締役:染谷 拓郎)が運営する本屋「文喫 六本木」とコラボレーションし、企画展「読む水族館 鰭展」を「文喫 六本木」内にて開催しますので、お知らせいたします。
「読む水族館 鰭展」は、本と本屋の魅力をさまざまな視点から引き延ばし、本と出会える場づくりや、本の愉しみ方や過ごし方を拡げる「文喫」と、図書館のように分類された水槽と本棚があり、興味を持った展示生物を入口に、知識や好奇心を広げられる展示エリア「ライブラリーアクアリウム / 観察と発見の部屋」などを備える『AOAO SAPPORO』の思いがマッチし実現しました。
東京六本木の「文喫 六本木」で開催する本企画展では、ウオヒレ(魚の鰭)に魅せられた寿司屋の女将・ウオヒレウロ子さんによる約20種類のウオヒレコレクションを展示するほか、「文喫 六本木」と『AOAO SAPPORO』のブックディレクターが「鰭」から派生する18のテーマに沿って選書した図鑑や文学作品、絵本など、100点以上の本を並べます。
見た目の美しさだけでなく、機能も兼ね備えた「鰭」を入口に、個性豊かな魚と海の多様性を伝えます。さまざまな本との出会いを通して、好奇心が広がってゆく「文喫」と『AOAO SAPPORO』のコラボレーションならではの体験をお楽しみください。
企画展「鰭展 読む水族館」について
本企画展は、東京六本木の「文喫 六本木」で開催します。ウオヒレウロ子さんによる約20種類のウオヒレコレクションを展示するほか、「鰭」から派生する18のテーマに沿って選書した、図鑑や文学作品、絵本など、100点以上の本を並べます。
開催期間:2023年12月28日(木)~2024年1月30日(火)9:00~20:00
※12月31日(日)は18:00までの短縮営業、2024年1月1日(月)は終日店休
開催場所:文喫 六本木(東京都港区六本木 6-1-20 六本木電気ビル 1F)
※AOAO SAPPOROでの展示はありません。
アクセス:地下鉄日比谷線・大江戸線「六本木」駅 3・1A出口より徒歩1分
入場料金:無料(無料エリア「展示室」での開催)
※有料エリアへの入場料は、平日1,650円・土日祝2,530円(いずれも税込)
※文喫 六本木 公式ホームページ:https://bunkitsu.jp/
イベント「魚に魅せられて」について
『AOAO SAPPORO』で書籍ディレクターをつとめる浦上宥海と、クリエイターで寿司屋「すし処 志喜」の女将であるウオヒレウロ子氏によるトークイベントを開催します。
東京・四谷の魚専門書店「SAKANA BOOKS」で書店員未経験ながら店長をつとめた経歴をもつ浦上と、ウオヒレのすばらしさをZINEやグッズなどを通して日々発信しているウオヒレウロ子氏が、それぞれの思う魚の魅力、ウオヒレの魅力を熱量たっぷりに語り尽くします。
開催日時:2024年1月21日(日)19:00~21:00
開催場所:文喫 六本木(東京都港区六本木 6-1-20 六本木電気ビル 1F)
参加料金:会場参加2,200 円、オンライン配信視聴1,100円(いずれも税込)
定員 :40名(先着順) ※配信視聴は定員なし
参加申込:https://bunkitsu-event240121.peatix.com
〈イベント登壇者〉
浦上宥海(うらかみ うみ)
『AOAO SAPPORO』書籍ディレクター。名古屋生まれ、名古屋育ち。大学では映画理論・批評を専攻。卒業後は、バーテンダーの仕事に就く。学生時代から続く、全国の水族館や水辺を訪ねる旅の途中、北海道清里町にてサクラマスの滝越えを目撃。衝撃のあまり「今、魚を仕事にしなければ後悔する」と感じ、東京都の魚専門書店「SAKANA BOOKS」へ転職。店長として、立ち上げ・店舗運営・イベント企画を経験。同店を退職したのち、「AOAO SAPPORO」をはじめとする各地の水族館や図書室で、生物を中心に据えたブックディレクションを担当する。好きな生物はヒレで歩く魚「カエルアンコウ」!
ウオヒレウロ子
本名:山辺恵美子。東京・銀座「すし処 志喜」女将。幼少から海産珍味が大好物だが、魚に興味はなかった。高校時代、彼に誘われた沼釣りで釣果ゼロの悔しさが魚への執着に変わる。大学では釣部。以後、会計を主業務にしつつ某調理師学校夜間部、某スーパー鮮魚部、築地の寿司屋を経て、魚との距離をじわじわと縮め現在に至る。店に入荷する魚のヒレの美しさに魅了され、干して樹脂でコーティングした「ウオヒレ」を本業の間に作り続ける。その数、種類にして100魚種以上、加工済みのウオヒレは千枚単位、加工前のヒレも含めるとおそらく万単位集めている。
「文喫 六本木」について
文化を喫する、入場料のある本屋。人文科学や自然科学からデザイン・アートに至るまで、ひとつとして同じものがない約三万冊の本を揃えた選書室のほか、一人で本と向き合うための閲覧室や、複数人で利用可能な研究室、小腹を満たすことができる喫茶室などを併設し、来店されたお客様に「思いがけない本との出会い」と「思い思いに過ごす本との時間」を提供しています。入場無料の展示室では、新たな興味の入り口となるような企画展を定期的に開催。また、イベントも多数開催しています。
所在地 :東京都港区六本木6-1-20
六本木電気ビル1F
営業時間:9:00~20:00
(L.O. フード19:30/ドリンク19:30)
定休日 :不定休
*公式ホームページ:https://bunkitsu.jp
AOAO SAPPORO 5F「LIBRARY AQUARIUM / 観察と発見の部屋」について
生物の特徴や魅力にフォーカスし、図書館のように分類された水槽と本がある展示です。大小様々な43本の水槽には「ぺったんこ」や「もさもさ」や「にょろ」などの観察ポイントが書かれており、本を1ページずつ読みすすめていくように、それぞれの生物たちの生きざまのストーリーを追いながら、生物とその生息環境に関する知識を得ることができます。水槽の脇には、展示生物に関連する書籍が並べられており、興味が湧いた生物やその生態について、その場で学びを深めたり、想像力をひろげたり、本を携えて生物を観察ができる、新しい水族館体験を提供しています。
AOAO SAPPORO(アオアオ サッポロ)/施設概要
『AOAO SAPPORO』とは、生命が生き生きと繁茂する様子を表す「青々」という単語に由来する名称で、札幌という都市のビル内にありながら、海や水の生物たちの豊かな営みに出会える場所をつくりたいという思いを端的な言葉に凝縮しました。生き生きとした生物たちの生命の不思議をひとつひとつ丁寧に伝え、観察していただくことによって、海や水の世界への好奇心や畏怖の念などが次々と引き出される場所でありたいという思いを、ロゴを通して表現しています。
所 在 地:札幌市中央区南2条西3丁目20番地 moyuk SAPPORO 4階~6階
交 通:札幌市営地下鉄南北線・東西線・東豊線「大通」駅徒歩 3 分、札幌市電「狸小路」停留場徒歩 1 分
延床面積:約 5,100 ㎡(バックヤード含む)
開 業 日:2023年7月20日(木)
営業時間:10:00〜22:00(最終入館 21:00)
※季節によって変更する場合があります
休 館 日:年中無休
※施設メンテナンス等により臨時休館する場合があります。
料 金:
※料金は税込みです。※入館料金は変わることがあります。※入館料金は時期により異なります。
※障がい者手帳をお持ちの方とその同伴者(1名さま)は入館料金が半額になります。
※団体でお越しになる方につきましては、団体料金のご案内をご確認のうえ、お申し込みください。
https://aoao-sapporo.blue/ticket/
*公式ホームページ:https://aoao-sapporo.blue
*公式Instagram:https://www.instagram.com/aoao_sapporo/
moyuk SAPPORO(モユク サッポロ)/施設概要
開業日:2023年7月20日(木)
所在地:北海道札幌市中央区南2条西3丁目20番地
建築概要:(延床面積)約43,610㎡
(規 模)地下2階、地上28階建
(用 途)地下2階~7階 商業・業務・公共駐輪場
9階~28階 共同住宅(ライオンズタワー札幌・133戸)
*公式ホームページ https://www.moyuk.jp/